真夜中の五分前を実際にご覧になった方の感想は、原作小説も映画もどちらもかなり面白かった!という感想が目立っていました。真夜中の五分前に出演していた3人の主要キャスト達は、現在もテレビドラマ・映画作品に主点して活躍しており、特に主演のは現在演技力の非常に高い俳優として人気を獲得しています。今後の最新映画作品などにも、映画が好きだという方は注目していきましょう!. Amazon Bestseller: #14, 145 in DVD (See Top 100 in DVD). なぜなら、蝶がリョウの所に飛んできたから。. 真夜中 のドア ドラマ 主題歌. これは監督によると答えはなく、観る側に委ねられている映画。. リウ・シーシーの美しさがとても印象的でした。. およそ半年前自宅で初見後、原作小説を軽く一度読んだ。ふむふむ、随分映画と違うのね、と思った。先日、ドリパスの大スクリーンでこの映画を見ることにより、あれ?原作小説ではどうなっていたんだっけ?と思い立った。よって、今回、じっくり読んでみることにした。2007年に発表された「真夜中の五分前―five minutes to tomorrow」は、〈side‐A〉と〈side‐B〉 の2巻から成る本多孝好の恋愛小説。もう10年以上前の小説だが、語り口はスタイリッシュで都会的。ここから先は、原作小説のネタバレそのもの。今後読む予定の方は、読んでからどうぞ。. 私は私として、別の場所で新たに一から生きていってみよう。.
30過ぎまで生きているのだからきれいごとだけでやって来られるわけはない。けれど、それが影にならない。曲がったものも、湿ったものも、塩辛いものも、その都度、きちんと飲み込んで消化して来たのだろう。. 違う!ここにいるのはルーメイじゃないか!. 舞台となるのは東京で、"僕"は広告代理店で働く26歳。. しかしリョウは彼女と話しても、ルオランだと確信が持てなかった。. ルオランであり、ルーメイでもあった二人の苦悩する姿が切ない。. 双子というのは、同じものを好きになったり、離れていてもお互いの気持ちがテレパシーでわかったり、同じような体験をしたり、とシンクロニシティが起こると言われることが多い。私自身双子ではないし、双子の友達もいないので本当のところはよくわからないが、特に一卵性双生児の場合、姿かたちは激似で生まれたタイミング、環境も同じ故、とかく比較されるだろうし、それ故に一番違いを意識する他人なのだと思う。それでも当然個々の魂は個々として存在するわけで、自分にとってとてもデリケートな相手なのかもしれない。. 「ルオランとして生きているルーメイ」 (大人の時点で内向的なルオラン). 映画「真夜中の五分前 」ネタバレあらすじと結末・感想｜起承転結でわかりやすく解説！ |[ふむふむ. 別の日に彼女と会った三浦春馬は彼女が2人いたので驚いた。. このセリフは、キーポイントになっていると思います。.
ストーリーはゆっくりと流れロケーションも素敵!デコデコしい上海とは思ませんでした。. Purchase options and add-ons. ティエルン「じゃ、俺やリョウも共有しなきゃな」. 主演・三浦春馬が、リウ・シーシーやチャン・シャオチュアンらアジアキャストと豪華競演!. まるで一つの絵画のような美しい映画です。. 美しい双子の姉妹、そして成功者と中国で働く青年との話。. ティエンルンには今いる女性がルオランではないかという疑念がまとわり付いていました。. 真夜中の5分前 ネタバレ 小説. なぜなら、 「私が本物のルーメイで、あなたが愛していたのはルーメイのフリをしたルオラン」 だから。. 疑いの目でルーメイを見続けていたティエンルン。. 残ったのがルオランなら、自分はルーメイだと自己暗示にかかっている状態なので溺れた…と解釈するしかないですが、強引ですかね?. 修理をしているリョウの横で、ロッキングチェアで居眠りをし、読んでいた本を落とした店主。リョウはその本を拾い上げ読んでみた。. 上海で時計職人の元で修理人として働いている。物静かで真面目な男で、誠実。. 海難事故で一人だけ生き残ったのは、姉か?妹か?.
本人曰く5分だけ別の世界にいられるということで、リョウも自分の時計を5分遅らせていました。. "僕"の大学時代の恋人水穂は、「人よりちょっと得した気になるから」と言う理由で時計を五分遅らせていた。その水穂は二十歳になる前に交通事故で亡なった。. こういう透明感のある青年の三浦春馬が好きだなぁ。過ぎてく時間や映像が心地よい感じ。. 時計屋のオーナーは「この時計の価値は、あなたが決めるんだよ」と返します。. ルオランは旅行先のモーリシャスからリョウへ手紙を送った。. ジムのプールへ行き、水に飛び込むルーメイ。溺れたところをリョウが助ける。. ペソアの詩を受けて、前にルオランと来たとき「自分」のままでいられる感覚になれた場所にもう一度来てみたかったのだ。. 「真夜中の5分前」あらすじと感想(ネタバレなし) | 映画の感想.com. リョウはプールを出て、シャワーを浴びて着替えると休憩がてら外のベンチに腰掛け、ぼーっとしていた。すると先程の女性がリョウに気づいて話しかけてくる。. 映画プロデューサーのティエンルンとの婚約が決まり、お祝いをしてあげたかったのだった。. ティエンルンを失い、自分が誰かも分からなくなり、不安でたまらなかった。.
主人公の名前がずっと出てこないのが気になった. 実はその数日前に、"僕"の気持ちには変化が起こっていた。. 姉のルオランが死んで、リョウの元へ蝶となって飛んできた。. SideAとsideB両方読んでの感想。. キャスト 三浦春馬、リウ・シーシー、チャン・シャオチュアン. ドリパスで初めて見ました。予想以上に良かった。三浦春馬くんが美しく、女優、男優も良かった。とても美しい映画、監督の美へのこだわりが分かります。アランドロンか三浦春馬かという美しさ。ヨーロッパの香りがしました。. あらすじや出演者について 詳しくはこちら. 階下に下り、たくさんの時計の音を聞く。. そして腕時計を置き、何も言わずそっと立ち去った。. 彼女はルーメイだと思いたいのに何故僕はその彼女と手を繋ごうとしたのか?. 尾崎さんは疑惑と愛情のバランスを崩し出て行ったとのこと。ゆかりだけが知っていてかすみが知らないはずのことを、彼女が覚えていなかったためだ。彼女は、そんな昔のことは忘れてしまっていただけと言うが、それが決定打になってしまったらしい。. 無料視聴、歌ネット、真夜中のドア. 自分はルーメイだと言っているからルーメイ。. 戸惑いながら本当のことが言えないルオランだったが、ワンピースを持って帰ってしまう。. 『どっちがどっちなのかさっぱりわからない』という人もいるんだけど、そういう犯人探しをするような話しではなく、人をどう愛するのか、という話なんですね。【インタビュー】三浦春馬が想う「愛すること」 行定勲・監督作『真夜中の五分前』.
情緒的で切なく、映画の世界観にピッタリにサントラ。. 全体として透明感があり、きれいな映画です。. そう言って泣くルオランは、ティエルンの事を愛しているようだ。. 計画的なのか不慮の事故なのかどっち?何ともミステリアス、春馬さんの中国語も全く違和感なくスクリーンに投影されていて結果はどっち?となる最高でした。. 中国語は勉強していてそれなりに話せるが、まだわからないこともある。. 観ているこちらも、中国語が上手く話せているかどうかという事より、リョウという役の演技に引き込まれていったので、いかに違和感なく中国語が話せていたのかが分かります。. 気付いたら本多孝好氏は、超人バトル小説を書いていて(しかもシリーズもの)おったまげましたが、またこういう作風の小説が、映画ならではの描き方で実写化してほしいなあとも感じました。. 見れば見るほど好きになる映画『真夜中の五分前』。.
リョウ「じゃあなぜ、ルオランではなくルーメイを選んだんですか!」. その話を聞き、思わずそっと抱きしめるリョウ。. 今日は。今日は邦画をご紹介しようと思うカナエです. もし彼女が本当はルオランだとしたら、まだティエンルンのことを諦めていなかった事実は、良にとってはかなりショックでしょう。. ルーメイは、自分の身の回りの出来事を何でもルオランに話していたのでしょう。. そして私たちはそんな人物にどこか憧れている。そしてその再生の物語にも憧れている。僕らが憧れるからこそ春樹的主人公で溢れかえる。. 日本語では、例えば名前が真由の人が自分の事を指して「真由は~」と言う事がありますね。. ティエルン「何言ってるんだ、一緒に試写会で見たじゃないか」. 広告代理店に勤める主人公は、大学生の頃から現在まで、事故で恋人を失ったり、自然に消滅する形で、いくつかの恋愛をてきた。. しかし、ルオランは「ルーメイに何でも話す」という事はないと思います。. ゴルフの後、ルオラン、ルーメイ、良、ティエルンでお酒を飲んでいるとき、ルーメイがルオランに「どちらの人生も楽しめばいいじゃない」と言うから、時折入れ替わったりしていたのかもしれない。でも、恋愛のパートナーに対しては入れ替わっていなかったのではないかと思う。それが、映画館のところで、ルーメイと間違われてファンに囲まれるルオランをティエルンが助け出した時、自分をルーメイと信じて疑わなかったティエルンに対してルオランは思ったのではないか。何故私じゃなかったの?と。. Side-Bではそれが一気に色づくので、2冊読むべき。.
ミステリアスで最後にえってなるような本当の正解はあるのか?. 忠告通り休みを取り、"僕"は何者でもない時間を持つことにする。プールに行ってみたり、部屋の窓際に寝転んで空を見てみたり。昔水穂と一緒に行っていたコーヒーショップに立ち寄り、マスターが自分と水穂のことを覚えていたことに驚いたり。そして"僕"はふと水穂の墓参りをしようと思いつく。水穂のためというより、かすみとの約束を果たすために行こうと思う。でも、水穂の墓前に立ってみて初めて感情が動き出した。"僕"は、ただ水穂が今ここにいないことが悲しくて泣いた。水穂に会いたくて泣いた。そして、かすみの「あなたは水穂さんを愛していたのよ」という声が聞こえてきて泣いた。. ルオランとルーメイは仲の良い双子でしたが、ルオランは妹のルーメイに、心に秘めた嫉妬心を持っていました。ルーメイはルオランよりもずる賢く、何かトラブルがあると同じ顔をしていることをいいことに、ルオランに罪をなすりつけたりということを、幼少期からしていました。また、ルオランが欲しかったりやりたかったことを先回りして、美味しいところを取ってしまうということをしていました。今の女優という仕事、恋人もそうでした。双子はしばしば服を入れ替えしたりしていたり、姿も顔もそっくりだったため、両親も見分けがつかずにいました。. これが残ったのはルオランだと主張する観客の一番の理由では?. 不思議なことに、二人ともひとつの出来事を自分に起きたものとして記憶していた。. ネット上の「ルーメイ派」の意見(青)と、「ルオラン派」の私の意見(赤)を、対比させながら紹介します。. 魅力的なルオランにひかれるリョウだったが、ルオランはルーメイの婚約者ティエルンを愛しており、. ですから、本当にルーメイだとして、ルーメイが自分自身の事を指して「ルーメイ」と言う事はありません。. 癒し映画おすすめ30選を日々映画に癒されるヘトヘト筆者が厳選!記事 読む. 主人公の心、ひいてはすべての男性の心が見透かされている感じがして心地いい。そして、そのフィクションがまるで私の心のようでもあるから不思議だ。. 映画『真夜中の五分前』のネタバレあらすじ(ストーリー解説). ルオランのモーリシャスへの再びの旅は、自分へ戻る旅。ルオランも、良も。. 少し遅れた時計を好んで使った恋人が、六年前に死んだ。いま、小さな広告代理店に勤める僕の時間は、あの日からずっと五分ズレたままだ。. モーリシャスに行く前に見た筈の映画を覚えていないルーメイを見て、「やっぱりな」と言い席を立つティエルン。.