大規模災害時には、避難生活の中で口腔内の清掃状態悪化、体力・免疫力低下などから誤嚥性肺炎で亡くなる方が多くいらっしゃいます。. 「歯の汚れが命を危険にさらす」そう聞いても、なかなかピンとこない方が多いかもしれません。. 20代の若い方であっても誤嚥性肺炎を起こす可能性は充分にあり、事実、若年層の誤嚥性肺炎の発症率は年々高くなっているそうです。. ですので、器官に入った可能性がある時は、速やかに内科でレントゲンを撮ってもらうようにしてください。. 親知らずが健康な場合でも抜歯を希望される方も多いと思います。. 離乳食相談 食べ与え、むし歯が移るからやらないなんて損! –. 通常は誤嚥をしたところで、むせて食べ物や唾などの異物を吐き出すぐらいで済みますが、体力が落ちていたり器官が弱っていたりすると、吐き出せずに肺に入り込んでしまう場合があります。. 乳歯はエナメル質、象牙質が永久歯に比べて薄く、柔らかいため、虫歯の進行がとても早く、すぐに歯髄に到達します。歯と歯のすき間といった見えにくい所に虫歯ができやすく、広範囲に出ることもあります。.
患者様のことを最優先に考えた、オーダーメイドの治療プログラムで対応させて頂きます。. 現在の日本では、65歳以上の高齢者の死因の第4位が「肺炎」と言われています。. 実は、虫歯菌が悪者になっているのは私たちが甘いものを取りすぎているからなのです。これはどういうことかというと、虫歯菌にとって大好物は甘いもの(砂糖入りのもの)です。虫歯菌はこの甘いものを食べてウンチを出します。そのウンチが「酸」、つまり歯を溶かす原因となるものなのです。当然、食べれば食べるほどウンチは出ますので、お口の中には虫歯菌のウンチだらけになってしまいます。それに対して、私たちは歯磨きをしたりうがいをしたりして、きれいにお掃除をしています。だからお口の中はウンチだらけにはならず、キレイに保てているはずなのです。公衆トイレが汚れていたら嫌ですが、キレイな状態だったら気持ちよく使えるのと同じようなイメージですね。. ②虫歯や歯周病が多い(菌が増えやすい). 院長自らご自宅や介護施設、病院までお伺いし、診療いたします。初診時には、各種保険証をご提示ください。診療内容にもよりますが、一度の診療時間は30分をベースとしています。. 虫歯治療の詰め物をうっかり飲み込んでしまったら. 唾液のなかにはたくさんの細菌が含まれるため、誤って肺に入ると誤嚥性肺炎のリスクが高くなるのです。.
年齢を重ねてからの口腔ケアは、虫歯や歯周病だけでなく、誤嚥性肺炎の予防としてもますます重要視されています。「すべての患者さんに、質の高い治療を提供したい」当院ではこうした考えのもと、クリニックで使用している機器と同等の機能を備えたポータブルユニットなどを搭載し、患者さんのもとまで直接お伺いします。. 以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう。. 虫歯菌が出す酸によって歯が溶けてしまった時、溶かされて出ていった成分を呼び集めて歯を修復することを再石灰化と言います。フッ素は再石灰化を促進する作用があります。. 上記の他にも、どのような食べ物を食べているの、という確認があります。歯の生えている状況に応じた食事内容の指導が行われます。.
口の中に異常がある場合には、なるべく早めに歯科医院で診てもらうようにしましょう。. もともとお口のなかには細菌がいますが、高齢者の場合、以下の原因で細菌が増殖することがあります。. 空き缶を灰皿代わりに使うのも厳禁です。万が一、子どもがタバコを口にしていたら、すぐに吐き出させて病院へ。気づいたときに子どもがぐったりしていたら、救急車を呼びましょう。. お口のなかに一定数の細菌がいることは問題ありせんが、細菌が増えてしまうとさまざまな問題を引き起こします。. また、お口周りや舌の筋肉を動かすことによって唾液が出やすくなりますので、嚥下もしやすくなります。. 虫歯の詰め物を誤飲してしまう一番の原因は、やはり詰め物の劣化です。. 少し磨きにくいかもしれませんが、鏡などを見ながらタフトブラシなどを併用し、細かく磨いてあげましょう。. そこで、【ティースバンク】歯の銀行に預けるという方法があります。. 誤嚥性肺炎は確かに高齢者に多い病気ですが、だからと言って高齢者だけの病気ということではありません。. そのお口から食べ物が入り、お口の中の細菌とともに誤って気管や肺に入ってしまった場合、誤嚥性肺炎の危険性が高くなります。.
磨き残したプラークに潜む虫歯菌の働きを弱め、歯が溶ける(=虫歯になる)原因となる酸の生産量を抑えます。.