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景観保全を考慮しなければならない箇所において着色仕様を選択することも可能です。. グラウト注入~養生期間を置いてアンカー確認試験を行った後、アンカー連結金具と分散金具を取付けます。. ワイヤロープを使用しているため、岩塊の形状に合わせて固定できます。. 金網により法面の浸食が抑えられることにより、周辺植生からの飛来種子が活着する環境が整えられます。周辺の植生状況に沿った景観の回復が促されます。近年、注目されている生物多様性の保全効果が期待できます。. 金網、ワイヤロープで構成されたネットで落石の危険性のある斜面を覆い、金網と地山の摩擦力と金網の張力により落石を拘束する落石予防工です。. ロープ伏工 カタログ. 落石対策で多く読まれている図書として「落石対策便覧」(日本道路協会)が挙げられます。現在の落石対策便覧が発行されたのは,今から約16年前になります。それから約17年前の1983年に初版が発行されています。いさぼうネットの運用が始まったのは1997年です。その後,インターネットの普及が広がり,2006年には,NETIS(新技術情報システム)の本格運用が開始されました。この頃から,落石対策の選定においては,NETIS を活用する技術者が増えてきました。. 7-5 崩壊土砂防止機能を兼用した防護柵.

ロープ伏工 施工方法

ミニアンカーの削孔はハンマドリルと用い、孔壁清掃を行った後、樹脂系接着剤を注入し、. 防護網工は,広範囲の落石を防護してくれますが,浮石や転石の重量や落石エネルギーが大きい(150kJを超える)と対応できなくなります。. 4)吉田博:吉田博の落石研究室, 土木情報サービスいさぼうネットHP. 吹付法枠工 モルタル吹付工 植生基材吹付工 植生マット工. 平成30年7月豪雨により白川町坂ノ東地内において森林からの落石がありました。. 従来型の落石予防工としてのロープ伏工を見直し、高強度金網(菱形)を用いることで、アンカー数、クリップ数の大幅削減による施工性の向上を図ると共に、従来比(材工費)の約60%と高い経済性を実現しました。. ロープ伏工 単価. ※「NETIS」(国土交通省新技術情報提供システム)登録申請中(2021年度). 除去工||~7, 000kN(約700t)|. 柔軟性に富んだワイヤロープとアンカーの抑止力と支持力により.

竹をリサイクルする空中窒素固定菌誘導型緑化工法. 落石対策を行う場合,施工者の安全にも配慮しなければなりません。そこで,準備工として斜面にある浮石や転石を一時的に止める吹付工法が提案されています。. 島根県松江市の影和株式会社では、鉄筋挿入工、グラウンドアンカー工、グラウト注入工、落石防護網工・柵工、ロープ伏工 など施工をおこなっております。. 「落石対策便覧」が防護工に分類しているのは,浮石や転石が防護網と地山との間で,ある程度の落下を想定しているためではないかと私は思っています。. 緩衝装置内でワイヤロープが移動しますが,その時に生じる摩擦力が働きブレーキの役目も担います。緩衝装置を設けることによって,今まで対応できなかった落石エネルギーを防護できるようになりました。. ジオテキスタイルなどの補強材を用いて補強土壁を構築します。とても高い落石吸収エネルギーを有しています。土構造であるため,経済性に優れ,写真のように緑化も可能です。ただし,ある程度の設置スペースを確保する必要があります(写真-6,表-5)。. 設置箇所によって,積雪にも対応した防護柵が必要になってきます。大きなエネルギーを吸収する場合,緩衝装置が必要になります。ところが,積雪の重みによって緩衝装置が働き部材が緩んでしまうのです。そうなると部材の交換や部材の再配置が必要になってしまいます(写真-5,表-4)。. ○亀裂性崩壊の高い岩塊の亀裂面を基岩盤と特殊接着系モルタルを用いて一体化を図り、安全性を向上させる方法。. ロープ伏工 施工方法. NETIS過去登録番号:SK-980038-V. マイティーネット. と思う方も多いと思います。一般的な防護工の場合,ポケット式のように外力が落石エネルギーや落石の衝突荷重になりますが,覆式はワイヤロープ伏工や密着型安定ネット工のように落石の重量を外力にしています。覆式防護網は両端のアンカーで支持しています。そのため,凹凸の激しい斜面で密着させるのは難しくなります。.

ロープ伏工 カタログ

対策工③で対策出来ない転石は、クロスコントロールネットを適用する。. 5-3 縦ロープに強力な抑止効果を追加. 国土交通省:新技術情報提供システム(NETIS). ○事業内容:ロープ伏工628m2、転石除去3. 山地斜面内には不安定な石が散見され、今後の豪雨や地震により再度落石災害が発生するおそれがあったことから、平成31年度に町が落石防護柵を整備し、令和2年度から令和3年度にかけて県が落石の発生を予防する対策工を施工しました。. 株)テザック 環境緑化グループ取扱の製品、資材については2020年4月に日本植生㈱へ業務移管いたしました。. NETIS登録番号:CG-130002-A(旧登録). 道路法の一部改正も伴って,維持管理といったキーワードが目立つようになってきました。橋梁やトンネルは,もちろんですが,落石対策施設においても点検や補修を行っていく必要があります。. All Rights Reserved. また,金網から繊維ネットにする製品も開発されています(写真-11)。. クロスコントロールネットが採用される顕著な事例!.

0m2当りの負担荷重で設計し、対応可能な落石質量は5~15kN/40m2程度です。. どちらの工法もワイヤロープの格子点にアンカーを配置します。一般的な配置間隔は2mです。伏工と密着型の違いは金網の強化とそれを止めるピンアンカーと呼ばれる部材を利用しているかどうかです。. 0m間隔を標準に補助ワイヤロープを設置する。. 斜面に点在する重量の比較的大きい複数岩塊を一体化し、挙動をまとめて抑制できる落石予防工です。. 転石や転石群を一体的に被覆する事によって転倒や滑動に対する安定度を向上させる構造です。. 地元住民の方々のご理解とご協力、工事受注者の尽力により、令和4年1月27日に全ての工事を無事に完了したところです。. 斜面が急峻で上方に有る場合、施工時の安全施工が困難である。浮石は除去後の背面が不安定化する恐れもある為、別途処理が必要となる場合がある。. ○施 工 地:加茂郡白川町坂ノ東字南平地内. 設置するロープ間隔、ロープ本数は対象岩塊により都度設計を行うため、標準仕様はありません。. 補助ロープの代わりに高強度金網を用いることで、高い安全性と経済性を確保しています。. 滑動荷重を4本のアンカーに分散・均等化させた構造. インターネットを使ったサービスの普及により,今まで知らなかった工法が簡単に見つけられるようになりました。また,落石対策工法の開発も活発になり,NETIS登録数は,2014年に一度整理されましたが,現在でも「落石防護」のキーワードで約50件が抽出されています。このように「落石対策便覧」が発行されてから,数多くの工法が開発されております。その中には,「落石対策便覧」に示されてない工法が存在します(図-1)。.

ロープ伏工 ロープ掛工 違い

・ロックアンカーの定着が見込めない箇所(湧水等)。. 道路や鉄道など保全対象に直接覆うのがロックシェッドです。とても高い可能吸収エネルギーと土砂捕捉性能を有しています。落石の規模が大きく,あらゆる落下軌跡が特定できない場合にとても有効です(写真-7)。. 影和株式会社>> 〒690-0025 島根県松江市八幡町795番地6 TEL:0852-67-2061 FAX:0852-67-2062. ・下部のロックアンカーには分散金具を設置する。. 2)下部箇所のアンカーと制御金具を、下部吊りワイヤロープで接続します。. ・制御金具を取り付けることで上部吊りワイヤロープに加わる荷重を40kN程度に制御することができ、使用する上部吊りワイヤロープ4本全てに均等な荷重を分散させることで適用可能な設計抑止力(吊ワイヤロープにかかる荷重)は160kNとなる。従来技術のロープ伏工では適用可能な設計抑止力(横ワイヤロープにかかる荷重)が使用するワイヤロープの規格より、φ12mmで約26kN、φ14mmで36kNまでのため、適用可能な岩塊群総重量はロープ伏工よりも大きくなり、ワイヤロープ掛工の併用が不要となりクロスコントロールネット単独での施工を行うことでコスト縮減が図れる。.

近年,開発者は製品の実験から基礎データを取りいれ,解析ソフトを用いて検証することが主流になってきました。多様な実験データを得るためには,それだけ多くの時間と費用がかかり,現実的ではありません。また,各社,独自の方法で行っているため,可能な限り解析方法についても積極的に取材することをお勧めします。信頼できる解析ソフトウェアを用いたとしても解析モデルや計算条件が違っていたら意味がありません(図-3)。. 点検は,道路管理者が行います。しかし,現状は,人手不足の自治体が多く,評価も難しいと聞きます。近年は,それらを解消するために民間企業への委託発注やシステム化による効率化を図る自治体も増えてきているようです(図-2)。. ○ワイヤロープを斜面に対して密着して張り、アンカーで固定し、点在する複数の不安定な浮石・転石の初期始動を抑える方法。. 雑木、植林の伐採が最小限で施工できます。. ロープ伏工に厚金網を併用した工法です。ワイヤロープで浮石・転石を抑え、法面に密着した厚金網が土砂の浸食を抑えます。岩塊と土砂の複合斜面における落石予防工に効果を発揮します。. NETIS過去登録番号:KK-100030-VE. クロスコントロールネット||~630kN(約63t)|. 近年,崩壊土砂防止機能を有した落石防護柵が増加しています。落石エネルギーとは別に崩壊土砂の衝撃力に対応しなければなりません。. 設計図書に基づいて、ロックアンカー・クロスティングポイントの設置位置、補助ワイヤロープ、吊りワイヤロープの数量を確認します。. クレーンを使用できない場所では、簡易ケーブルクレーンでの施工が可能です。. 3)(公社)地盤工学会四国支部:落石対策Q&A, 2009. 0m)を標準としており、縦・横ロープ交差部にはアンカーを設けています。. ロープのマス目50cmから洩れる浮石等がある箇所には金網を併用し落石防止することも可能です。. クロスコントロールネット シビル安全心(株).

ロープ伏工 単価

Jーワイド伏工は落石予防工の一種であり、当社従来の落石予防工商品であるワイヤネットの構造を見直した新しいタイプの落石予防工です。. 立木の伐採を最小限に抑えて施工が可能なため、自然の美観を損なうことなく落石対策が可能です。. 実験で証明された工法は,それなりの制約条件を備えている場合が多く,これをうっかり気にせず配置してしまう例もあります。落石を捕捉するために,必要なスパン数があるのです。防護施設の場合,実験の殆どは,3スパンで行っています。製品毎にスパン数は異なりますが,10mだけ設置したいという要求に応えられない場合があります。設置延長が短い場合は,単位当りの単価が高くなるケースも多いため注意が必要です。. 構成部材の表面処理は、亜鉛めっきを施しているので耐久性に優れています。より耐久性に優れた亜鉛・10%アルミ合金めっき仕様や、着色による景観性と二重防食によるさらなる耐久性を兼ね備えた変性飽和ポリエステル樹脂塗装品のタフコーティッド仕様もあります。. 設計は対象岩塊が落石となる際の荷重をワイヤロープで斜面に保持させる検討を行い、必要なロープ本数を設計します。. 積算資料公表価格版2016年05月号_1. 切取り法面の下に道路あるいは構造物がある場合、法面に仮設として設置し、法尻に仮設柵を併用すればある程度大きな落石を防止でき、上から順に撤去しながら切取りが安全に進められます。. ワイヤロープを格子状に組み、斜面に点在する浮石・転石の初期始動を予防して現位置にて押え込む、発生源対策工です。. 使用材料および使用機械は軽量ですので、施工が容易です。. 落石対策工の製品を比較するとき,仮設工事の規模によって決まる場合があります。施工機械が大型になると,斜面上で構台が必要になってきます。また,施工機械は,どのように搬入するのかをイメージしなければなりません。落石対策工事では,施工業者が現場を嫌う場合が多くあります。危険な浮石や転石を相手に施工するため,身の危険を感じるのです。機械の振動等で,小石が落下しただけでも人命が奪われることもあります。近年は,仮設として,4-2で述べたような接着効果のある吹付け工法を採用するといった配慮もなされています。.

ワイヤロープはφ12mm~φ18mmが用いられ、ロープ本数を密にすることによって比較的大規模な岩塊にも適用可能となります。. 耐用年数の判定は郊外地区(田園地帯)において概ね約50~70年程度が目安となります。. 密着式は補助部材として厚金網を設置し、礫などの侵食を. ワイヤロープを格子状に組み、斜面に点在する浮石、転石の初期始動を予防して現位置で押さえ込む落石予防工です。ロープ伏工はワイヤロープを50cm間隔で格子状に組むワイヤネット工と特殊金網(厚ネット)を斜面に密着させ、ワイヤロープを併用する厚ネット工があります。. 〒120-0043 東京都足立区千住宮元町13-13 千住MKビル 3F. 対象岩塊や斜面形状に相違がある場合は、実測値より最適な数量を再度算出します。. ・1スパン当りの対応可能重量は斜面勾配により変動しますが、最大で約630kNが目安となります。. 柔軟性に富んだ強度の高いワイヤロープを法面に密着して張り、点在する浮石を押え込む工法ですので、ある程度の大きな浮石の転落を防止し、斜面を安定させます。比較的小さな落石がある場合は補強ロープ間隔の調整や、ロープネットに金網を取り付けることにより、落石を防止することができます。. 〒564-0063 大阪府吹田市江坂町1-14-33 TCSビル3F-A号室. ◎モノレール又は簡易ケーブルクレーンよる運搬が可能であり、その他資機材も軽量の為、基本的にはロープ足場. 生育基盤材と肥料・種子による法面浸食防止(t=5cm).

ロープ伏工 読み方

既設防護網を撤去せずに補強部材(高強度金網,制御金具,補強ワイヤロープなど)を配置し,可能吸収エネルギーを向上させます(写真-9,表-6)。. 既存の落石防護柵を撤去せずに補強部材(高強度金網,補強部材など)を配置し,可能吸収エネルギーを向上させます(写真-10)。. 樹木の伐採が最小限ですみ、立木をよけながらの施工が可能です。. 岩塊にロックアンカーを設置し,その上部斜面にアンカーを配置します。これに特殊なロープで接続し,吊り上げるように抑える工法です。横ワイヤロープを用いれば拘束効果が向上します。これによって,ワイヤロープ掛工に比べ,より大きな岩塊にも対応できるようになりました(写真-3)。. 岩塊毎にアンカーを打設し、吊上げる為、岩塊群に対応が可能である。対策②のアンカーが打設出来ない場合も適用できる。. 防護網工は,縦ロープと横ロープを一定の間隔で配置し金網と併せて防護します。アンカーは,縦,横ロープの端部に配置します。防護網工には,ポケット式と覆式の2つのタイプが存在しますが,その安定度評価については,全く異なります。覆式の場合,斜面にできるだけ密着させて配置するため,覆われた石の重量が外力になるのに対し,ポケット式は,落下してくる石をポケットで受け止めるため,落石エネルギーが外力となります。. 削岩機(人力又は機械)を用い、地盤状況に応じて自穿孔(SDタイプ)他穿孔(PBタイプ)を使用します。.
集積金具を1スパン内の中心部分に仮設置する。. 2m四方内で許容荷重を超える岩塊が有る場合は他工法と併用し対策が必要である。アンカーの中抜けに注意が必要である。. 2)アンカー連結金具に接続した補助ワイヤロープから、縦・横それぞれ1.